それなりの企業ならば、今後、情報化投資の規模は拡大することがあっても、縮小することはありません。
それだけに情報化のリスクは、ますます高まるのです。
仕事の中身も変わってしまうぐらいの本格的なSISを構築しても、競争である限り成功する保証はありません。
戦略は的を射ていても、思うとおりの情報システムができるかどうか、できても予定どおり運用できるか、リスクは大きいでしょう。
まして十分効果が上がらなくても、一度始めたらもう後へは退けません。
また、情報システムの高度化・大規模化に伴って、投資規模も拡大する傾向にあります。
本格的なSIS企業なら、ランニング・コストも当然高まるでしょう。
同時に以前の合理化システムと違って、SISは投資対効果を測りにくいものです。
そのため、できあがってからも果たしてSISが本当に効果を上げているのか、効率的に運用されているのか、それが分かりにくいというリスクも伴うのです。