こうした情報システムを取り巻く環境変化の中で、情報システム部門の役割もますます高まってくるでしょう。
これからダウンサイジングやネットワーク化といった現象はいよいよ本番を迎え、いずれエンジニアだけでなくオフィス・ワーカーにも一人一台のWS(物はいわゆるUNIX系のWSでもパソコンでも構わない)がなくては仕事にならない時代がくるでしょう。
そうした未来の情報環境を見通しながら現在の情報システムを見直し、SIS構築を目指して情報システムを再構築する機運も現れています。
だが他方では、目先の情報処理コストの増大に頭を痛めているばかりの会社も少なくありません。
経営者としては投資効果の展望ももてないものにカネをつぎ込む気にはなれないでしょうし、情報システム部門としても、いきなりコスト削減・投資抑制と頭ごなしに言われても、納得がいかないのです。
まして、そんな争いに振り回されるユーザー部門は、欲しいデータがますます得られなくなり、とんだ迷惑ですね。
一方で情報システムの将来について真剣に悩む企画部門や心ある関係者は、じくじたる想いにさいなまれているのです。