すでに、今世紀に地球上から全く姿を消した種もかなりの数にのぼります。
人類の生活領域の拡大や、消費水準のあくなき上昇への欲望が、多くの野生の動物たちを絶滅させました。
しかも、野生生物の絶滅は新石器時代までさかのぼることができます。
BC8千年頃、1000万の人口は、数こそ少なかったのですが、彼らはおう盛な生活力、知的かつ共同作業という狩猟能力を与えられていました。
マストドン、マンモスなど多くの動物が人類の餌食となり、アフリカ、東南アジア、南北アメリカでつぎつぎと姿を消しました。
すでに動物の絶滅、自然破壊は新石器革命(農業革命)といわれる時期から始まっていたのです。
・・・人類によるこのような動物の絶滅史のはじまりから今日まで、無数の動物が地球上から姿を消しました。
絶滅の種の多さは、すでに述べたように、人口の急速な伸び、生活圏域の拡大と決して無縁ではなかったのです。
特に新大陸とされたアメリカでは、その開拓の歴史そのものが野生生物の大量殺鐵を伴いました。
『虐殺される動物たち』を著した藤原氏は、開拓の犠牲者として、ソウゲンライチョウの一種であるヒース・ヘンをとりあげています。