ヒース・ヘンはオークの森にすみ、ドングリ類の木の実やクローバの葉を食べ、地上に巣をつくって、卵をうみます。
・・・しかも、この鳥はよほどのことがない限り、巣から離れないという習性をもっていたため、容易に射殺されました。
開拓者たちが、下働きの人びとの食糧としたのです。
アメリカ東北部の森林に生息していたヒース・ヘンは、開拓が進行したニューイングランド地域で、森林が大規模に伐採された1700年代に姿を消しました。
ニューヨーク州でも1870年には100羽程度に激減しましたが、その後の保護政策によって一時期2000羽ぐらいに回復しました。
しかし、火災のために1932年3月11日に絶滅してしまいます。
・・・ヒース・ヘンにとっては、人類によって地表から永遠に姿を消された最悪の日でした。
開拓によって絶滅あるいは絶滅寸前にあるものは、アメリカバイソン、アメリカシロヅル、カルフォルニアコンドルを始めとして、数しれない種があります。