運・偶然についての古い観念は、当然のように復活しました。
17世紀の初頭。
ちょうど清教主義が政治的にも権力をふるっていた時分に、ある英国の著作家が、こう歎いております。
・・・「現今の多くの人たちは、向こう騰を打っても鼻血が出ても、犬や猫の鳴き声をきいても、すぐに売卜者のところへ走ってゆく」
・・・と。
それから1世紀後、オリヴァー・ゴールドスミスなども、『ウェークフィールドの牧師』と題する本のなかで、そのころの娘たちがいろいろな縁起物を持っている実例を具体的に述べております。
こういった強情な迷信の頑固さに対抗して、たゆまない清教徒は、それを魔王の邪悪な好計であるという説明で解説しようとしました。
・・・彼らにとっては魔王は実在する力であり、中世紀の悪魔よりももっと怖ろしいものだったのです。
電話での占いはココです。